土いじり
[平成29年5月16日]
年長が林で土いじりをしていました。
林の土を掘り返し、掘った土をふるいにかけてサラサラにしていきます。
大分がんばった感じ。フルイが小さくて作業効率が悪いので、園芸用の大きいやつを買い足すことにしました。
林縁の雑草地帯では、カラスノエンドウがほとんど枯れて、今はハルジオンがきれいに咲いています。季節ごとに色んな草花が入れ替わり立ち替わりです。今現在はハルジオンとヘビイチゴが全盛かな。
自然色々
[平成29年5月10日]
今月末に予定している園内研修の打ち合わせで、以前から自然あそびの講師としてお世話になっている秋元秀友先生(シュウちゃん)がお見えになりました。
雨上がりのしっとりとした境内をシュウちゃんと一緒に散策。マイナスイオンたっぷりな感じの、癒しのひと時になりました。
アカシデの種の房
こんな風に枝からぶら下がってるんです。面白い!
ワカバグモ
本当に若葉のような透き通った緑色!
ビナンカズラ(美男葛)
この葉っぱ、まるで私の肌のように(?)柔らかくてしっとりしているんです。さすが美男カズラ。赤ちゃんの肌のようです。めっちゃ気持ちいい!
ヤツデの葉っぱの上に ニジュウヤホシテントウ
こいつはわりと嫌われ者らしいです。葉っぱをムシャムシャ食べちゃんだとか。今日はこの周りに幼虫から脱皮した後の抜け殻がたくさん見つかりました。
ちょっと分かりにくいんですが、これです。すごい!
ナルコスゲ
ネコジャラシみたいだけど少し違います。いくつもぶる下がった穂の形が鳴子に似ています。ネットで調べると千葉県ではレッドデータブック掲載の要保護植物らしいです。少し貴重なのかな…?
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もうこれだけで、一丁前の充実した自然観察会。(^^)
シュウちゃんと境内を歩くと、ここが宝の山だということを改めて思い知らされます。こんな環境の中で毎日遊んでいる子供達は幸せです。働く先生達も幸せですね。今月末、職員全員でたっぷりと時間をかけて研修を受けます。この研修が、また一つ子供達の生活を豊かにしてくれる基礎になるはずです。とにかくたのしみ!!(o^^o)
続・土づくり
[平成29年5月10日]
毎年のこの時期の年長クラスの仕事、田んぼの土作りがコツコツと続いています。この土作りは泥んこ遊びも兼ねた仕事ですので、同時に様々な遊びや実験も並行して行われています。
子供達は園庭の何ヶ所かの地面を掘り返してそれぞれの土の感触を確かめました。林に行って、林の土も掘りました。汽車の奥の、落ち葉の積もった場所を掘り返して大量のミミズを発見。なぜここにはこんなにミミズがいて、あっちのグランドの土にはあまりいないのか、疑問を感じて図鑑で調べたり…。そして、それぞれの土をたらいに入れて違いを観察したり。こんな活動を毎日のように積み重ねて、子供達は土の感触の違いや栄養状態ということに意識が向くようになってきています。
「園長先生、この土はね、栄養たっぷりだよ。」と、男の子が嬉しそうに教えてくれました。昨年の田んぼの土の残りに新しい柔らかい黒土を混ぜています。美味しいお米を作るための大事な作業です。
プランター田んぼに土を入れてしっかりと混ぜ込んでいきます。
その傍らでシロツメクサも良い感じに花をつけており、子供達の遊び相手になってくれています。
ふれあい
[平成29年5月9日]
メッシュパネルで即席の「ふれあいサークル」を作ってから、子供達が園庭で気軽にウサギと遊べるようになりました。夕方、2歳の子供達がウサギにおやつをあげていました。
ウサギは繊細な動物です。明るい場所も暑い場所も本当は苦手なはず。そして人間と触れ合うことも本来すごく苦手でしょう。ですからこんなオープンなサークルに真昼間から放し飼いにしておくのは大分かわいそうで心苦しいです。地面は固い砂地で、食べる草も無く隠れる場所も無く…。ああ、早く彼らのために気持ちの良い環境を整えてあげたいと思いつつ、ついついそのままです。ウサギさんごめんなさい。
でも子供達は嬉しそうにウサギと遊びます。そしてウサギ達も適当に逃げ回ったりしながら子供達のお相手(?)をしてくれます。このウサギは雑種なので元来丈夫かもしれませんし、園のこうした環境にもかなり慣れてくれているとは思います。ウサギの運動不足も困るので、とりあえず良しとしましょうか。(^^;;
触れ合える動物、お世話をしなければならない動物がいることは、子供達にとってとても良いことです。
ヤマモモの実が大きくなってきています。あれからもうすぐ1年。時が経つのは早いです。昨年はシロップ作りに失敗してしまったので、今年はもう少しきちんと準備をして取り組みたいと思います!
動物、植物、昆虫などの様々な命と触れ合って、園の子供達の生活は豊かに進んでいます。