保育園日記

雨の日の室内

[平成29年10月19日]

先日、雨で運動会が延期になった日、それぞれの室内でとても良い時間が流れていました。

 

 

年長クラスではお泊まり保育に向けた自由な制作が展開中

 

素材の多くは境内や林で子供達が集めた植物。葉っぱは押し葉にしてあります。その他、子供が家の近くで拾い集めてきてくれた木の実や担任が公園で集めてきたドングリ(園に無い種類)、給食で食べた柿のヘタなど…。とにかく色々です。身近な植物は、なんだって素晴らしい素材になります。

 

 

 

 

 

すべて子供達の手作りです

 

 

それぞれ自由な感性を発揮して制作が続いています

 

お泊まり保育の日(明日です!)、これでお店やさんを開くのだそうです。お店の内容や商品展開、それに向けての制作などはすべて子供達に任されています。つまり、各お店ごとにグループに分かれて話し合いをし、自分達で決めて準備を進めているのです。年長さんならではの結構高度な活動です。

 

 

こちらは年中クラス。ただいまビー玉コロコロに夢中。先日の水の遊びから引き続いているようです。

 

 

あれこれ会話しながら実験が続きます。

 

 

きれいなビー玉たち。これも、あの時使ってたやつです。

 

 

扉のレールだって、最高の遊び場です。

 

 

お、こっちもやってますね。

 

 

こちらのグループはトイレの片隅で何やらタライの水をいじっています。水に花紙を溶かし、そこになんと「すだち」を投入。

 

 

 

さわやかな良い匂いが漂ってます!!

 

「いい匂い!」「みかんの匂いだ!」「園長先生も嗅いでみる?」「このタネ、ツルツルしてる!」と驚きや発見が続いて、周りにいた友達もワラワラと集まってきました。みんなで良い匂いを堪能しながら時間が過ぎて行きました。

 

このすだちは徳島の幼稚園の園庭で育てられたものです。先日あちらの園長先生が送ってくれました。徳島のすだちは国内シェアほぼ100%。まさに名産地からの贈り物です。さすが香りが違う気がします。

 

徳島の幼稚園の子供達が育てて収穫したすだちを、練馬の子供達がこうやって楽しむ。素晴らしいことですね。もちろん遊ぶだけでなくちゃんと味わいますよ。そろそろ園の原木椎茸が出始めるので、それを収穫して炭火で焼いてすだちを絞って食べたり、お吸い物に絞って味わったりしたいなと考え中です。あー、楽しみ♪

 

で、お礼にこちらからも何か先方に送りたいのですが、うーん、練馬の特産品て…。やっぱりこれから子供達が漬け込む「たくあん」でしょうか…。(^0^) 素敵!

 

という感じで、運動会が延期でも子供達の生活は豊かです。

 

さて、明日は年長のお泊まり保育(忙しいですね…笑)。しかしまぁ今年の年長は本当に嵐を呼ぶクラスです。子供、いや、担任の誰かかな? 明日の天気はどうでしょう。とにかく、どうなっても楽しみです!

 

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運動会

[平成29年10月19日]

 

昨日18日(水)、運動会を行いました。と言っても今年は予定していた土日が雨で延期となり、平日の予備日も雨。本来は今日が最後の予備日でしたが、それも雨の予報。今年は中止しかないかな…とガッカリしているところに、予定外だった18日だけが晴れ予報。急遽園内のスケジュールを調整し、演目を縮小してこの日に実施する形になりました。

 

 

入場行進直前。きれいな青空のもと、大人も子供も誰もがみんなウキウキしています。思っていた以上にたくさんの観客が集まり、子供達のやる気は最高潮に達しています。

 

 

嬉しくてはやる気持ちと緊張で震える気持ちが織り交ざった年長さんの始まりの言葉。待ちに待った本番のスタートです!

 

ちなみに年長が着ているこの青いTシャツが、先日の内職作業の答えです。演技「ソーラン節」の衣装として自分達で絞り染に挑戦しました。それぞれ個性の光る素敵なTシャツに仕上がりました。かっこいいです。

 

発表は幼児クラスのみでしたが、1、2歳も入場行進に参加してお兄さんお姉さんの演技を楽しく応援しました。3、4、5歳、どのクラスも堂々と素晴らしい演技を発表し、最後は保護者も参加してみんなで一緒に玉入れをして終了しました。ご参観くださった皆様ありがとうございました!

 

 

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予定日が全て雨という状況は園長就任以来17年間で初めてです。毎日毎日天気予報とにらめっこ。子供の気持ち、お父さんお母さんの気持ち、先生の思い。いろんなものをヒシヒシと感じながらの状況判断は、正直疲れました…。苦笑)

 

元々予定していなかった18日に急遽開催ということで、仕事の都合で参観できない保護者も多かったと思います。しかも幼児クラスの発表のみという異例の形となりましたことを申し訳なく思っています。そのような状況ではありましたが、年長児のご家族を中心に多くのお客様にご参観いただき、気持ちの良い青空のもと賑やかに行うことができたのは救いです。子供達の生き生きとした晴れやかな表情を見たときに、「あー、できて良かった!」と心から思いました。お仕事で来られないお父さんやお母さんのもとにも子供達の元気が届くよう、皆で精一杯がんばりました。

 

 

 

 

ここ5、6年の園の保育内容の改革に伴い、運動会のスタイルも少しずつ変え、そこに向けての活動の進め方なども変えてきているところですが、今回はさらに色々なことを考え直すきっかけになりました。子供達が生き生きと取り組め、親子が温かくふれあえ、ゆるやかで和やかな空気が流れるような運動会を、来年以降また目指していきたいと思います。

 

(年中・年長のみ、改めて遊戯発表の場を設ける予定です。夕方6時前後を考えています。詳細は決まり次第お知らせします。)

 

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ケロちゃんの本

[平成29年10月13日]

 

この5年間、うちの園の保育に様々な助言をいただきながら共に歩んできた高橋京子先生(ウレシパモシリ 保育と自然をつなぐ研究会 代表 / 通称:ケロちゃん)の本が遂に出版されました!

 

「決定版! 12か月の自然あそび87」(新星出版社)

 

この出版にあたり、妙福寺保育園もちょっぴり(いや、たっぷり?笑)協力させていただきました。現場の保育者向けに作られた本ですが、フルカラーで写真満載、遊びと子育てのヒントに溢れていますので、乳幼児期の子どもを持つ一般家庭でも十分楽しめると思います。ぜひ手にとってご覧いただきたいです!

 

 

 

 

高橋先生の遊びは、私たちの何気ない日常の一番身近なところにどれほど素晴らしい自然が溢れているか、そしてそれがどれほどの宝の山かということに気づかせてくれます。この本に載っている遊びを楽しむうちに、子供たちは身の回りの自然に関心や感性がどんどん向くようになり、そこからさらに自分たちの遊びを主体的に発展させていくようになります。保育園の毎日を本当に豊かにしてくれるのです。

 

 

 

 

高橋先生の真骨頂は、なんと言っても自然の多様性を愛し、子ども(というか、人間)の多様性を愛し、その尊さを信じ楽しむ心です。先生の思いの本質はこの本の巻頭言をお読みいただければ分かりますが、いつも「子ども」という自然を丸ごと受け止め、見守り、寄り添い、そして楽しむ心に溢れています。高橋先生がそばにいると、なぜか子どもも大人もみんな生き生きしてくるのです。その辺に転がっていた何でもない石ころや葉っぱ、水たまりや蜘蛛の巣、風の音や雨粒が、どういうわけかすごく素敵な宝物に見えてきてつい夢中になり、新しい遊びや発想がどんどん生まれてくるのです。そして最後はとても満たされた気分になって、不思議と元気になるのです。

 

 

 

 

自然って素晴らしい、子どもって素晴らしい、人間って素晴らしいな!と、私は高橋先生と出会ってからより深く感じるようになりました。果たしてこの本でそこまで味わっていただけるか分かりませんが、少なくともその入り口にはなると思います。一見、自然物を使って大人が提供する遊びのネタ本のような印象を受けるかもしれませんが、たとえそうだとしても、とにかく自然を愛し子どもを愛する心の裾野を大きく広げる可能性のある本だと思います。

 

 

 

 

内容や装丁など、出版社の意向と先生の思いとのすり合わせでなかなか苦労したようですが、とにかく今回の初出版を心からお祝いします!

 

皆さん、よかったらぜひ買ってみてください!

 

 

 

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乗り物

[平成29年10月11日]

先日のBMWに引き続き、この秋は乗り物を色々と新調しております。

 

 

キックバイク(ストライダー)の台数を増やし(全部で7台)、

 

 

キックスケーターに

 

 

すごいジープまで登場!

 

更に更に、もう少し増えてしまう予定です。

 

スピードの速い乗り物が増えたので、心配になってくるのは交通事故です。子供達とじっくりルールを作りをしていかなければいけないなと思っています。

 

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