保育園日記

砂を味わう

[平成29年11月30日]

砂場に3歳が集まってケロちゃんと一緒に何やら話をしています。

 

 

ふるいを使ってサラサラの砂を子ども達の手に振りかけていくと…

 

 

「気持ちいい!」

「つめたい…」

「くすぐったい♪」

 

笑顔とともに、色んな言葉が子ども達の口から自然にこぼれだしました。

 

 

そして早速サラサラ君とツブツブ君に砂を分ける遊びが始まりました。みんな夢中です。サラサラ君とツブツブ君の違いもよく把握し、確実に分類作業が進んでいきます。

 

 

大きなふるいを左右に振って、音を楽しんだりもできちゃいます。

 

 

さて、みんなでふるって集めたサラサラ君ですが、

 

 

おやおや?

 

 

ほほう、

 

 

お〜、いいですね!

 

 

 

 

 

あちこちで、みんな夢中です。

 

 

先生との会話も弾みます。

 

 

自分の砂絵を嬉しそうにずーっと眺め続けたりもしています。

 

これは「道路」だそうです。彼は今この砂の道に車を走らせて気持ちよくドライブをしているのかもしれません。

 

 

たくさんの素敵な砂絵ができました。

 

 

その後も、竹筒に砂を流したり

 

 

 

テーブルの滑り台に砂を流して模様を楽しんだり、

 

 

音を楽しんだりしました。この封筒の中にはツブツブ君が入っており、シャッシャと振るとマラカスのようなとても良い音がします。感触だけでなく音も楽しめる砂の魅力です。

 

 

 

この日の3歳は、子ども達の一番身近な遊び相手である砂を分類しその魅力を存分に味わいながら過ごしました。いつも何気なくやっていることばかりなのですが、それを意識的に遊びとして構成して楽しんでみることで、また新たな気づきや発見があって砂の魅力にグイグイ引き込まれます。ここからまた子ども達の感覚が深まり、遊びの世界が豊かに広がっていくことでしょう。ケロちゃんはやっぱり、天才です。(^^)

 

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