お泊まり保育3
[平成30年9月22日]
一夜明け、お泊まり保育2日目です。
午前7時、鬼子母神堂で正座合掌して「朝のお勤め」。皆で大きな声でお題目をお唱えし、仏様と鬼子母神様に朝のご飯を差し上げました。鬼子母神は子育てと厄除けの神様です。もともとは人間の子供をさらって食べる恐ろしい鬼だったのですが、自分の子供がさらわれて悲しい思いをしたことをきっかけに改心してお釈迦様の弟子となり、子供を守る神様になったと言われています。
どうか、これからもずっとこの子ら守りお導きください…。
合掌。(-人-)
鬼子母神堂(妙福寺)
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お天気は、やっぱり今日も雨でした。
でも少し待っていれば止みそうなので、担任はずっとお空とニラメッコです。う〜ん……。悩みに悩んだ末に出した結論は「これ以上降りが強くならなければ、カッパを着てビンゴをやりたいと思います!」
私:「いいよ、了解!(^^)」
子供達:「よっしゃー!!」
ということで、朝ごはんを終えて皆で境内へ繰り出しました。
ビンゴというのは、これです。境内にあるものをチームごとに3つ探し当てるゲーム。全部見つけると、あるご褒美がもらえます。笑
あ、あれじゃない?! どれどれ?
これだよ!
いや、あっちかな?!
相談しながら、議論しながら、子供達は夢中で探し回ります。
「見て、すごいよ!」
ビンゴの正解を探している間に子供達は色々なものに出会います。この女の子は木の根元で歩き回っている小さな虫(シロアリ?)の集団を見つけました。しばらく一緒に観察していると、色々語って聞かせてくれました。「あそこからたくさん出てきたんだよ。」「木を食べてるんだよ。」子供達は本当に物知りです。身の回りにある自然に触れ、日々色々なことを学び、吸収しているのですね。
あれこれ議論しながら探します。
見つけたものをみんなで確認!
3つ目のビンゴを見つけて大喜び。
見つけたのはこれです。かわいい♪ 子供達もよく見つけましたが、先生達もよくこれを見つけたもんです。(^^)
子供達が叫びます。「やったー、干し芋ゲット!」
その言葉に、思わず「プッ!」
とりあえず話を戻しますが、男の子が何やら見つけましたよ。「見て見てー!この石、新幹線みたい!!」と大興奮。この子が来ているポンチョの柄も新幹線です。すごいぞ!
部屋に帰ると、その石は洗って飾られていました。
「ドクターイエローにも似てるよね?」とか、議論しています。
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さて、主任がテラスで七輪で干し芋を炙っています。甘い匂いに釣られて子供達が集まってきます。
主任こだわりの有機栽培の高級干し芋。そうです、これがご褒美なんですね。
例のあの時以来、子供達は干し芋が大好物なんです。
熱々をこんな風に紙に挟んで食べます。
お代わりの無いことを知った子が一言。「今度干し芋作るし、その時たくさん食べればいいよね。」
わーお!(^0^)
年長テラス前のサツマイモ畑。(プランター、夏の写真)
そうです、そうです、そうなんです。年長が今育てているサツマイモは、なんと干し芋を作るためのものだったのです!すごいぞ…。
と言うことで、お泊まり保育の報告はもう少し続きそうです。