保育園日記

植樹

[平成30年10月17日]

妙福寺保育園の園庭はダスト舗装の平らなグランドです。これを起伏に富んだ森のような園庭に変えていきたいと考えている私(園長)。考えてはいますが、費用のかかることなので実際にはなかなか進まないのが現状ではあります。まぁそれでも毎年少しずつ手は入れていますけれど。

 

先日、とある園長仲間から「練馬植樹推進会」の存在を教えられました。ボランティアで区内に木を植える活動をなさっているとのこと。ちょうど今幼稚園や保育園で植樹できる所を探しているらしい、苗木も無償(区の補助金)で提供してくださると。それはなんと素晴らしく、有難い話!!ということで、早速問い合わせることにしました。

 

「うちの園庭に木を植えてくれませんか?できれば子供達と一緒に植えて欲しいんです。」

 

 

そうして迎えた植樹DAY。推進会から18名もの会員の方々が集まってくださいました。ありがとうございます!

 

 

在庫の樹種には限りがありましたが、その中からあらかじめ選ばせてもらいました。スモモ、ヤマボウシ、ドウダンツツジ、ブルーベリー、カシワバアジサイ、ローリエ(月桂樹)。合計6種類、8本の苗木達です。6チームに分かれてそれぞれの場所で作業開始!

 

 

まずはおじさん達が固い土を掘り起こしてくれます。グランドは舗装で転圧を繰り返しているのでものすごく固いんです。その固さには推進会の皆さんも大分驚いていた様子。スコップでは厳しい部分もあるので、園長用ツルハシを使ってもらいました。

 

 

そばにいた4歳クラスの子供達も興味津々。

 

 

腐葉土は木が腐って土になったものなんだよ、これを混ぜると苗木が栄養をたくさん吸うことができるんだよ。真剣な表情で話に耳を傾ける子供達です。

 

 

掘った土に腐葉土を混ぜこんでいきます。

 

 

しっかりと固めて

 

 

水を運び

 

 

水遣りをして完成。

 

 

ドウダンツツジ

 

 

スモモ

 

 

ブルーベリー

 

 

カシワバアジサイ

 

 

ヤマボウシ

 

 

ついでに境内の鬼子母神堂の前に新しいザクロの苗木を植えていただきました!

 

 

これは元々あったザクロ。8月末の暴風雨で根元からボッキリ折れてしまいました。タコウィンナーの形をした花のガクや、赤くて甘酸っぱい果実が子供達のとても良い遊びの材料だったのですが…。今回植えてもらった苗木が子供達の遊び相手になってくれるのは、何年先になるでしょうか。

 

 

植樹の後、一緒にお茶を飲んで楽しくお喋り。

 

 

土いじりが少々物足りなかったのか、その後砂場に群がって穴を掘る子供達。鼻息荒く掘りまくってます。笑

 

今回植えていただいた苗木はこれから子供達と大切に育てていきたいと思います。きっと将来立派な森になってくれることでしょう。練馬植樹推進会の皆様、本当にありがとうございました!

 

 

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2歳と4歳の子供達がサークルの中で一緒に戯れておりました。

 

 

我が家の白ウサギと黒ウサギ。

 

 

モッフモフです♪

 

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