保育園日記

新任研修

[平成17年3月31日]

IMGP0797.jpg

3月31日、新任保育者の研修会が行われました。

この研修会は(社)日本仏教保育協会の東京支部が、 東京にあるお寺の幼稚園・保育園の先生達を対象に毎年開催 しているもので、今年は141名の新しい先生方が参加されました。 もちろん我が妙福寺の新任保育士6名も参加し、 しっかりと勉強してきました。

先生達は、これまで仏教に縁のあった人も無かった人も、 この4月から仏教の幼稚園、保育園の先生としてほとけの子を 育てていくという大役を担うことになります。 そのスタートにあたり、たった1日ではありますが、この研修会で 少しでも仏教の心に触れてもらい、常に自分を磨くことを忘れず、 心豊かな保育を実践できる先生になって欲しいと思います。

若い先生達がまじめに合掌する姿を見て改めて思いました。 「心」はまず「形」によって伝えられ知れされるのだということを。

「形」を通じて「心」は少しずつ深まっていくのです。 私達大人が心を大切にするからこそ、そこに一つの形が表れ、 その形を通じて、また子ども達にも心が伝わっていくのだと思います。

いつもどんな時にも合掌の心、合掌する心を忘れないように していきたいと思います。

キツツキ

[平成17年3月27日]

IMGP0710_1_1.jpg

コンコンコンコン、コンコンコンコンコン…。 お寺の境内に、時々リズミカルに木をつつく音が響きます。 その音は、まるで自分がどこかの森の中にいるような気分にさせてくれます。

えっ、東京でキツツキ?と驚く方もあるかも知れませんが、 ネットで調べてみるとさほど珍しいことではないようです。 時々見かけるそのキツツキの姿、たまたま撮影に成功しました。 ふと窓の外を眺めたら、目の前の木にとまっていたのです。

キツツキの正体は「コゲラ」だそうです。 茶色っぽい体に背中の白い横縞が印象的です。 体の大きさはすずめくらいで結構小さいのですが、 木をつつく音はコンコンとよく響きます。

間近で見ると、その首の動きに結構感動します。 ものすごい早さで金槌のように首を振り下ろします。 あれほどの衝撃で脳ミソは大丈夫なのかと 余計な心配をしてしまいます。

園の子ども達と一緒にキツツキの音に耳を傾けたり、 姿を観察できれば良いのですが、 なかなかそういうチャンスには恵まれません。 そもそも賑やかな保育園の中でキツツキの音に 気づくこと自体、不可能に近いかもしれません…。

でも考えてみたら「お寺の奥庭にキツツキの音を探しにいく」 なんていう企画なら楽しめそうですね。 本当に見つけられたら、それこそ大ラッキーです。

ついでに「たぬきの溜め糞」見学もやりましょう。 ムムム、面白そう! さっそく先生達に提案したいと思います。

終わりの会

[平成17年3月25日]

IMG_1379.jpg IMG_1375.jpg

今日は終わりの会(保育終了)です。 いつもの通り、実際には31日まで保育はあるのですが、 お休みに入る子もいますので、生活のけじめとして 集会を開いています。 年長さんとのお別れや、退職する先生とのお別れ、 新任の先生の紹介などを行ないました。

誕生会

[平成17年3月24日]

IMGP0779.jpg IMGP0786.jpg

今月は全部で13人のお友だちをお祝いしました。 年長さんにとっては保育園最後の誕生会です。

今年度の保育園生活もいよいよ大詰めを迎えます。 今回の出し物は全部で3つ。 怪しいフランス人ピエールさんによる素敵(?)なピアノ。 語り部によるお話「まんじゅうと殿さま」。

そして最後は先生達による三部コーラス「さくら」。 各クラスの担任が、1年間の思い出を胸に子ども達に言葉を贈り、 万感の思いを込めて歌を歌いました。 途中からは子ども達も歌に参加。 会場はさくらの大合唱となりました。

穏やかな春の日差しに包まれて ちょっぴり感動(涙)の楽しいひとときを過ごしました。 ところで、4月からの新任の先生達が今週から研修に来ています。 毎日明るく元気な笑顔を見せてくれていますよ!

このページのトップへ