保育園日記

ダンスダンスダンス

[平成26年9月8日]

 

人には色々思いがけない趣味や特技があったりするものですが、今年3月にうちを退職した学生アルバイトK君が、実はずっとブレイクダンスをやっていたことが、その後の本人の話から判明。なんだよ全然知らなかったぜよ、もっと早く言ってちょ!ということで、もう1人キレッキレのジャズダンス?ヒップホップ?(そもそもジャンルの区別がよくわかってません)を見せてくれる女性パート保育士Kさんとタッグを組んで、子ども達にリズム遊び、ダンス遊びを企画してもらうことにしました。

 

とは言え、彼は今年度から高齢者福祉施設の正規職員。新人だしシフト制だしでまだなかなか思うように休みをとることができません。それでも私の依頼を快諾してくれ、子ども達のためにやりくりして休日返上で園に来て、Kさんと一緒に企画を考え練習を重ね、本日本番を迎えてくれたのでした。

 

と、人にお願いをしておきながら、自分自身は寺の仕事が重なり今日のダンス教室には参加できずじまい。申し訳ないな、上手くいったかな、と気にしながら夕方園に戻りふと3歳児のクラスに目をやると…、大勢の子ども達が床を這いずり回っている、と言うか、のたうち回っている! 壊れてます。まさにブレイク。つまりは……、大成功だったようです!

 

最近は中学の授業でもダンスが必修化され、ちまたでダンスは結構な盛り上がりを見せています。体を動かして表現することはとても楽しいことですが、上手くできなかったり恥ずかしかったりで、大人にも子どもにも実は結構勇気のいることでもあると思います。

 

いつも一緒に過ごしている身近なパートさんが、音楽やリズムに合わせカッコいいダンスを見せてくれたら、そのハードルは一気に下がるはず。そしてリズムに合わせて体を動かすことや、体で表現することの楽しさを、またその難しさも含めて子ども達はそれこそ心と体で感じてくれるのではないでしょうか。

 

体の発達と脳の発達は繋がっています。体力の低下は脳の発達にも影響があります。最近は自分の体の動きをうまくコントロールできない子が増えてきていることも指摘されています。リズムに合わせて体を動かすことで、楽しみながら身体感覚を養い、それが心や脳の健やかな発達に繋がれば嬉しい限りです。今日はそんな思いに対する一つの実践になったかもしれません。まあ自分はそこにいませんでしたけど!笑)

 K君、Kさん、ありがとうございました!

 

 と、長々書きましたが、本日の写真はナシ!(ワオ)

 

【オマケ】

私の特技でしたらやっぱり「ヘン顏」でしょうか。相当変です。手は使いません。元の顏がヘンとかの話ではなく。これも今話題(?)の表情筋ですね。やっぱり恥ずかしかったり上手く出来なかったりで、大人も子どもも結構勇気が必要です。って、そんな変な顏なんて別にしたくもないだけですかね? 子ども達とヘン顔大会をすると意外にみんな出来ません。でもやっぱり表情が豊かな方が心が豊かな感じがします。心と体は繋がってます。変な顏を練習して、豊かな心を養おう!

 

なんかやっぱりヘンな話になりました…。以上!

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